熊本県議会 本会議で城下広作の会議録
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9.県有土地の有効活用について
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◆(城下広作君) この公営住宅の課題は、今熊本市もいろいろ協議をして、県と市の住宅の在り方、熊本市の場合にも、2か所あったところを統合して、大きい建物を建てながら1か所は閉鎖をするというようなことも考えているようでございますので、ぜひ協議をしながら考えていただきたいと思います。 では、最後の質問になります。 県有土地の有効活用についてでございます。 私が当選した当時は、よく県所有地の土地の未利用地となっているところが多く、当時、マスコミは、県の遊休地または塩漬け土地問題として取り上げていました。 私は、県の財政も厳しくなりつつあることから、当分利用計画がない土地については、総面積を把握し、積極的に売却を進めるべきと訴えました。答弁では、未利用地の状況を説明、売却計画を立てるということでした。ちなみに、答弁者は、当時総務部長の黒田武一郎さんでした。 その後、県は売却計画を立て、遊休地と言われる土地は随分処分されるようになりました。一例を挙げますと、長嶺の旧県免許センターであります。 では、最近、県所有の土地で未利用地となっているところはないのか思い浮かべてみました。真っ先に浮かんだのが、熊本市内の中央警察署横の旧熊飽事務所と旧熊本土木事務所でした。また、建物は建っていますが、現在使用されていない火の国ハイツもありました。先月、3か所を改めて視察し、写真を撮ってきました。 この3か所は、いずれも好立地にあり、行政、民間と活用法については申し分のないところであります。ただ、使わなければ、いわゆる宝の持ち腐れになるおそれもあります。 例えば、先ほど県営住宅の建て替え問題を取り上げましたが、旧熊本土木事務所付近には県営住宅があり、仮にこの場所に高層の県営住宅を建てますと、既存の県営住宅住民の集約ができ、広大な土地の確保ができます。その跡地を売却もしくはその他の目的でさらに有効活用することもできます。 いずれにしても、この3か所については、非常に利用価値の高い県有地でありますので、長く使用しなければ、維持管理に費用もかかり、無駄につながります。いわゆる遊休地、塩漬け土地にしてはならないと思いますが、この3か所の土地の在り方について、県の考え方を総務部長にお尋ねいたします。 〔総務部長平井宏英君登壇〕 ◆(城下広作君) 時間がないと思って早くしゃべったんですが、時間がありました。だから、ゆっくり切り返しを言いたいというふうに思います。 |